「あなたがもしドメインを購入するとしたら、どこからドメインを買いますか?」

たぶん、

「値段が安い所から購入する」

と答えるかと思います。

確かに基本はその通りです。ですが、必ずしも値段が安いところから買うのがベストな選択とは限りません。

実際に経験上から、ドメインを買う場合には、以下の点を考慮することが大事になってきます。

1、取得費用が安い
2、更新費用が安い
3、ドメインを利用できるまでの時間が短い
4、Whois情報の代理公開が可能で費用が安い

一つ一つ説明して行きますね。

まず1の取得費用が安い。これは誰でもわかりますよね。取得費用は安い方がいいです。種類により異なりますが、だいたい、1ドメインで600円ぐらいとみておくといいかと思います。

1個ぐらいなら、600円でも1000円でもそんなに差がありませんが、100個ならどうでしょうか。

100×600=6万円
100×1000=10万円

となり、4万円も違ってきます。

これぐらいの金額になるとかなり違いますよね。

普通は、サイトを数多く作ることになるので、ドメインの取得数は増えていきます。ですので、取得費用は安いにこしたことはありません。

次に2の更新費用です。たいていのドメイン販売会社は、初取得の費用は安く抑えています。なぜなら、顧客を確保したいからです。しかし、年契約の場合、2年目からは更新費用がかかりますが、取得費用よりも高くなります。

例えば、1年目は、600円でも、2年目からは1000円とか。

なので、ドメインを購入する場合には、更新費用がいくらになるかもチェックしておく必要があります。

1年しか使わないなら、取得費用が安いドメイン会社から購入すればよいし、長く使うつもりなら、更新費用も含めて安いドメイン会社から買えばよいということです。

2年目にどうするかわからないなら、とりあえず安い方から買えばいいでしょう。そして、2年目にも使う場合はレジストラ移管をすればいいです。ただし、手続きは多少面倒ですが。

次に3。ドメインを購入して、ドメインを実際に使えるまでの時間が販売会社により違ってきます。また、購入するタイミングでも変わります。私が使っているドメイン販売会社で、CrazyDomainという海外の会社がありますが、ここは、取得費用が安いんです。しかし、利用できるまでの時間がかなりかかります。以前、たくさん取得したら、1週間以上かかったこともあります。ですので、急いでいる場合にはここは使えません。お名前.comは、比較的早いですね。30分以内で使える場合もあります。

最後に4。ドメインを購入すると、ドメイン所有者の情報をwhoisで調べることができます。ここにドメイン名を入れると、所有者情報が見れるのです。

つまり、第三者があなたの住所や電話番号やメールアドレスなどを調べることができるということです。

これって嫌ですよね。場合によっては、スパムや営業などに利用される可能性もありますから。これを避けるため、この登録者情報を代理してくれる仕組みがあります。

これを”Whois情報の代理公開”と言います。この費用がかかる場合もあるし、無料の場合もあります。できれば無料の方がいいですよね。ちなみに、お名前.comやFC2は無料です。

以上の1~4をチェックして、ドメインを購入すれば満足できるはずです。