フジテレビのドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション」で、働かない生き方(ニート?)を選んで生きてる若者についての番組が放送されていた。
pha(ふぁ)さんという人が主人公。
一軒家に住んでいて、同じニート仲間と共同生活をしている。
京都大学を卒業して学歴はあるが、サラリーマンを3年やってから定職に就かないで、今は働かないで生きているという。
ブログが10万ページビューというから、すごいが、そういう生き方にあこがれているもしくは興味があるという人が多いということだろうか。
モットーは、「毎日好きなだけ寝て好きな時間に起きてぶらぶらする」ことらしい。
まじめサラリーマンだった私としては「大丈夫かな」と少し思ってしまうが、何とかやっているようだ。
テレビ番組を見て思ったのは、phaさんは、ニートというよりも自由人という感じ。
別に働くのが嫌というよりも、自分の好きなことなら働くこととか関係なくやるんじゃないかなと。
まあ、家族とか養う人がいたらそんなことは言ってられないかもしれないから、そういう状態の人から見ると、「甘いな」と思われてしまうかもしれない。
ただ、自由に生きるということは、誰もが望むものだろう。
十把一からげに「大きな会社に入って、お金を儲けて豊かな暮らしをする」のが幸せだという単一的な価値観では、満足できない人が増えていると思う。
その点、アフィリエイトはどうだろうか。
会社員のようなノルマはないが、何もしないで稼げるわけでもないし、サラリーマンよりもある意味シビア。
全く売れない日もあるし、サラリーマンよりも稼いでいる人などは、一握りどころか、1%以下だと思う。
だが、それでもやる人はかなりいる。たぶん、副業のが多いだろうが、将来専業になりたいと思っている人も結構いる。
アフィリエイターは楽と思っている人がいるかもしれないが、そうではない。
むしろ、サラリーマンとかバイトの方が楽だろう。
だから、楽になりたいと思うなら、アフィリエイトは選ばない方がよいと思う。
では、ニートはどうか。
個人的には、ニートは面白くない。ボーとして何もしないのもたまにはいいけど、飽きてしまう。
つまらないのは、つまらない。
だったら、何かの目的を設定してそこに向かった方が集中できて楽しい。
私の場合は、旅をするにしても目的地がないぶらり旅よりも、目的地を決めてそこに次第に近づいている感じが好きだから。
アフィリエイトの場合も明確な目的がある。
例えば、月100万円稼ぐとか、この商品を売るためにサイトを作るとか。
だから、達成感が感じられるので、面白い。
人生は面白くないより面白い方がいい。